豊和銀行(本店大分市)の、100億円の新たな優先株の割当先が公表されました。
同行プレスリリースを見ると、割当先は広くあまねく地元企業や個人など526先です。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC0912M0Z00C24A2000000/
この数年、金融機能強化法により公的資金を導入した地銀3行が増資を行なっていますが、
南日本銀行が85億円を33先から、宮崎太陽銀行が60億円を35先から、高知銀行が68億円を27先からであり、
これらと比較すると豊和銀行は先数が多いところに特徴があります。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC176PN0X11C22A1000000/
これは、多くの事業者、個人のお客さまから支持を受けている証左と考えられ、
お客さまの「ありがとう」の結晶の積み上げが、100億円という大きな増資の成功につながったものとワタシは思っています。
コメント
豊和銀行の割当先の多さを見て、過去に私どもが行った増資のことを思い出しました。
本当にたくさんの地元のお客様に支えられました。お客様の有難うに支えられた「有難さ」、身に染むほどの思いでした。
しかし時が経ち、その時のことを実体験と知っている行員も少なくなってているので、「あの時の有難さ」が薄れているのではと危惧しています。まあ、実体験として知っている者も薄れてきつつあるのではと危惧する今日この頃ではありますが・・・。