今日は鉄道の日。
1872年、汐留から桜木町まで鉄道が開通した日です。
本日のブログは、半世紀も前、1970年10月の話をします。
首都圏における SL運転が終了とのことで、東京駅から横浜港貨物駅 (いまは、みなとみらいの一部になっています) まで、D51が牽引する記念客車列車が走りました。
往路が東海道本線経由、復路は東海道本線→品鶴線のルートだったと思います。品鶴線というのは品川鶴見間の貨物専用の路線ですが、いまや旅客路線となり、横須賀線が走っています。
10月10日、11日、18日の3日間の運転でしたが、10日と18日にハカセとともに写真を撮りに行きました。さすがに乗車券をゲットすることはできませんでした。
まず10日は、D51が東京駅15番線から発車するところから押さえようと、有楽町駅横の交通会館ビルの屋上にカメラを構えました。
18日は、往路は品川~大井町の線路端に陣取り、帰路は多摩川鉄橋のシーンを狙いました。
いずれのポイントでもそれなりの人が出ていましたが、 昨今のサヨナラ列車を撮影する人混みのような大混乱はありませんでした。
東京駅15番ホームの場所が東北上越北陸方面の新幹線に占拠?されて久しいですが、ここからD51が出たと思うと感慨深いものがあります。
「ボッー」という15番ホーム発車の汽笛は、交通会館屋上でもはっきり聞こえたことを思い出します。
写真はハカセの作品ですが、ワタシも隣でシャッターを切っていました。
東京駅発車_1970年10月10日
品川~大井町_1970年10月18日.
品鶴線多摩川橋梁_1970年10月18日