昨日のブログ「BS1スペシャル」には、番組をリードした新田さんやそうそうたる方々からコメントをいただきました。まずはそちらをお読みください。
医療現場が不眠不休で身を削って戦っている一方で、お金のドクターの多くが、困難に陥っている患者から逃亡するという、あってはならない態度をとっているさまを改めて認識することができました。💢
コロナ戦争は医療と経済の両翼で戦わねばならないのですが、経済の要である金融の部隊が日和見、裏切り、逃亡では、いくさに勝利できるとは思えません。関ヶ原の西軍のような状態です。
「コロナ如きに負けてたまるか」
この発言の主、新田さんのような現場の司令官はどれだけいるのでしょうか。
裏切りの小早川秀秋、日和見の吉川広家、地域金融機関の中に思いあたる顔が頭に浮かびます。
ワタシはお金のドクターたちのあり方を検討する有識者会議のメンバーの端くれですが、コロナ戦争の序盤戦での地域金融機関の対応を見るに、
「コロナウイルスに立ち向かうお金のドクターのあり方」
についての有識者会議での議論を行う必要性を強く感じています。
現在、金融仲介のあり方検討会議は延期状態ですが、リモートを活用し、バックベンチを縮小するなどの工夫を凝らし、開催を考えても良いのではないかと思います。
医療の有識者会議の議事録はまったく開示されていません。議事録のない有識者会議など聞いたこともありませんし、国民の生命に関わる議論が密室とは理解に苦しみます。
お金の有識者会議の議事内容は従来から公表されており(発言者毎は示されていませんが読む人が読めば誰の発言かは分かる)、コロナ対応の金融に関わる有識者会議の内容も同様の扱いになるものと思います。
コメント
1972&2017、生死を賭けた大きな手術を経験しました・・・幸いなことに、いずれも良い結果を得ることができて今日ありです!
極めて有能な医師(神様)&看護師(天使)の使命感・責任感・技術力の成果ですが、二度とも彼らに同じことを言われました・・・「自分たちは世界一優秀だと自負していますが、成功には不可欠の要素があります・・・それは、患者さん自身の生きようとする力なんですよ」
生涯感謝し続ける素晴らしい方々との出会いが、私の人生観を支えてくれています!
地域金融の責任を担う一人である今、事業の生死を分ける判断を迫られている経営者の皆さまと向き合っている今こそ、ご紹介した医療チームの皆さまに劣らぬ使命感・責任感・技術力を発揮して、その役割を果たしたく存じます!
戦の凄まじさに恐れおののいて敵前逃亡したり、勝ち馬に乗るかの如き様子見で不作為の罪を犯したり、ましてや、自分を頼る方々を裏切るような恥ずかしい真似はできません!
戦の痕には荒れ地が取り残されますが、次なる時代を見据えて新たな命を繋ぐべく、生き残った地域の方々と手を携えて「勇気と矜りをもって・・・」の信条を実践いたしたく存じます!