びっくり・ポン

〜6月に顧客の経営改善支援を専門に扱う部署を設置すると発表した。改善計画の策定や資金調達の提案など、財務面からの支援ができる人員を現在の約2倍に増やす。新型コロナウイルスの感染拡大によって資金繰り支援に追われる中、その先の顧客の本業支援体制の整備を急ぐ。(日経電子版)

某地方銀行の話です。

いまごろ企業支援の専門部署を作るとは驚きです。

この銀行さんは、とにかくボリュームボリュームのトラバンの権化、大きくなりたい症候群だったというのがワタシの印象です。

やる気を出している方を批判するのは本意ではありません。

遅きに失したなどと揶揄せずに、新しい経営改善の組織の行末を見守りたいと思います。

時間は限られていることは否めませんが。

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コメント

  1. 田舎の若造 より:

    この銀行はもともと事業再生、経営改善などを担当する部署が存在したのですが数年前に解体、縮小して審査セクションに吸収されていたというのがこれまでの経緯です。

    大半の企業の再生が終わったというのが言い分だったと思いますが、果たしてそれが事実だったのか。

    改めて部署を作ってやる気を出していただいたのは喜ばしいことかとですが、さて誰のためなのか。
    銀行のためなのか、地域のお客様のためなのか。一概に再生に取り組むといってもその視座によってやること、やり方は全く違うと思います。
    これから注視していきます。

  2. 橋本卓典 より:

    〉この銀行はもともと事業再生、経営改善などを担当する部署が存在したのですが数年前に解体、縮小して審査セクションに吸収されていた。

    いやはや、それはびっくり・ポンですね。解体・縮小(笑)スクラップして、何をビルドしたのでしょうか。