昨日、熱海駅前の大工事のために、タクシー乗り場が端に追いやられてしまった話を書きました。
移動したタクシー乗り場に向かい、歩いていたのですが、その時に、いままでまったく気付かなかった発見がありました。
熱海駅前には「足湯」があるのですが(これも知らなかった)、その隣に小さな蒸気機関車が展示されていました。
看板を読むと、小田原と熱海の間に明治時代に建設され、大正時代まで走っていた軽便鉄道の機関車とのこと。
ご存じの方も多いと思いますが、東海道本線は小田原を出ると三島までの間は山が海に迫っています。
昔の技術ではトンネル工事も含め、鉄道を敷設することは難しく、小田原の手前、国府津から沼津までは、小田原・熱海・三島を通らず、御殿場まわりが東海道本線でした。
その時代の熱海への大事な交通機関だったわけです。
明治時代の温泉客はこの小さい機関車が牽引する鉄道で、はるばる熱海まで来たのですね。
コメント
このSLはアッシも知りませんでした。
熱海は時々通りますが、駅を使うことはほとんどなくなりましたから。
それにしても、ずいぶんボイラーの位置が低いなあ。
ちょいと調べてみると雨宮製のようです。
http://ktymtskz.my.coocan.jp/sitetu/q2.htm
ARCadiaさん
確かに看板にも雨宮とか、なんとか、書いてありました。雨宮というのはすごいのですか?
蒸気機関車に詳しいわけではありませんし、軽便となるとなおさらですが、雨宮は時々見聞きします。
雨宮機には丸瀬布で乗ったことがあります。もちろん、機関車に乗ったわけではなく、雨宮機の曳く車両に乗っただけですが…
おそらく輸入機(コッペルとかクラウスとかボールドウィンとか)に学んで造ったのでしょうから、すごいってほどではないと思いますよ。
ARCadiaさん
なるほど、、、
勉強になりました。
文系の輩にはわからない分野なので、、、、