応援団の名乗りを上げました

本日は鹿児島県、いちき串木野市を訪問しました。

2月以来、今年2度目の訪問です。

全国各地を回り、微力ながら地域活性化のご相談に乗ることが、私の仕事の大半を占めるのですが、ここ「いちき串木野市」は非常にポテンシャルの高い地区だと思っています。

鹿児島県といえば温泉や明治維新関係の歴史素材などに恵まれており、屈指の観光県と考えられているのですが、観光素材の良さだけ勝負するのではいずれ限界が出てきます。

「大河ドラマや新幹線効果のことばかり、あとは補助金的なものに依存しがち。」というのが、観光で陥りやすい典型的なパターンなのですが、いちき串木野の事業者の皆さんからは、このような要素は感じられません。

先日、テレビ番組「けんみんショー」で取り上げられた「まぐろラーメン」にしても、地域の事業者の方たちが自ら立ち上がり、過疎化が進む街に外からの人を呼び込むために考え出したもののようです。ですから、決して地域外に店舗展開をするような拡大主義ではありません。

「インバウンド」という言葉が、まだなかった遥か昔から、この哲学をもって事業展開をされたことには敬意を表します。

ここにはまぐろラーメンのみならず、多くのバラエティーに富んだ食べ物があり、秦の始皇帝の命で不老不死の霊薬を探して東に向かった徐福がたどり着いたという伝説、つまり観光には必須といえる”物語”もあります。

山の中腹にある徐福像を見てきましたが、ここからの眺望は素晴らしかったですね。東シナ海、薩摩半島が一望のもと。

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これらのコンテンツをどう生かすかがポイントとなるのですが、地域活性化の担い手の人たちの意識や行動力の方が、コンテンツや素材以上に重要なのです。

皆さんのお話をうかがうに、農業、漁業、商業それぞれの分野の事業者さんたちの連携も非常に良く、お互いが助け合っていくという風土もあるようです。

勝手ながら、我々「地域の魅力研究所」は、応援団として名乗りを上げさせていただきました。

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コメント

  1. ARCadia より:

    旅好きの頃は地名から線名を思い浮かべたのだけど、どうも最近は地名から連想するのが酒類になってしまって、特に鹿児島となるとモー・・・

    串木野と聞くと「隠し蔵」。これは近くの店に置いてないので、紙パック入りを他所で見つけるとつい買ってしまいます。安くておいしいのです。

    若松酒造の何かも買ったことあるなあ。

    川内だけど「田苑」は今飲んでます。紙パックの20度を近くの店が置きだしたので喜んで買ってます。今、2本目ッス。

    常用は老松(大分ですが)の百年浪漫。昨日は、近所のスーパーで、期間割引のうえポイント10倍だったので思わず手が出てしまいました。

    アーまた脱線、、、だけどこれでも地域を応援してるつもり(でいい???)

  2. 芸のない旅芸人 より:

    ARCadiaさん

    鹿児島の焼酎を御愛飲いただき、感謝です。串木野は、つけあげ、いわゆる薩摩揚げ、も美味いのですよ。まぐろラーメンも一度是非。