やせ我慢のヒトが好き

 最近、どうも「野暮なヒト」に遭遇すると不愉快になります。こちらが、歳をとって我慢がきかなくなったからでしょうか、ご本人さんが「野暮」で格好悪いことに気づいていないことに腹立ちを覚えます

 反面、「粋なヒト」とは言わないまでも、「やせ我慢で踏ん張っているヒト」を見ると応援をしたくなります

 私の尊敬する某地域金融機関のもと経営者は、かつて自らのことを「やせ我慢と臆病」であると自己診断しました。

 凄みのある分析だと思いましたが、これこそが地域金融機関の経営者の「矜持」を裏打ちするものだと納得しました。

 仕事がら、各地で多くの事業者のトップや幹部の人たちにお目にかかる機会も多いのですが、失礼ながら、「やせ我慢度」をひとつの物差しにして、面談に臨みます。

 「できそこない」の己(おのれ)を棚に上げて、ヒト様を観察するとは失礼千万ではありますが。

 これからも地方遠征が続きますが、「やせ我慢」を貫く「粋な」ヒトたちに会えることを楽しみにしています。

 来週は株主総会のピークです。


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コメント

  1. 克己 より:

    「矜持」・・・お気に入りの言葉です、野暮な奴にならないよう精進いたします!

  2. より:

    克己さま

    僭越ながら、いつも応援しています。ますますのご活躍を!

  3. 千葉の住人 より:

    ご無沙汰しております。

    お忙しい合間を縫って明日は当方へお越しいただけるとのこと、久々にお会いできることを楽しみにしています。

    野暮が不愉快とのお言葉、共感します。ちなみに私は、先日、通勤途上で「さもしい」人に遭遇し、爽やかな朝の気分が台無しになりました。

  4. 芸のない旅芸人 より:

    千葉の住人様

    ありがとうございます。

    久しぶりにお目にかかれて、大変嬉しかったです。今日の皆さんとの議論を、今後、皆さんのお役に立つように生かしていくつもりでおります。