先日も仲間うちで話題になったのですが、北海道の江差線が来年、廃止になることが決定しています。
青函トンネルの北海道側出口を出たところにある木古内駅から江差までのJR支線です。これから来年にかけて多くの鉄っちゃんたちが訪れることでしょう。
江差に知り合いの方がいたので、数回、このローカル線にゆられて、江差まで行きました。
この江差、江戸時代からニシン漁などで栄えましたが、北海道での町の古さから言えば、函館、松前と並びます。
戊辰戦争では幕府保有の開陽丸は、江差で座礁しましたが、復元された開陽丸が町の観光スポットになっています。
江差に入るルートは木古内からの江差線、函館からのバス(これは単調)、そして、もう1つが八雲からの山越えのルートです。
八雲から江差へのルートは、渡島半島のくびれの部分にあたり、短時間で太平洋(八雲側)と日本海(江差側)とを結ぶ道ということで、走破する価値があります。
10年ほどまえに八雲から江差に向けて走ったのですが、日本海に向けて山から下っていくときの、前方に広がる白波が立った風景が印象的でした。
八雲は太平洋側といっても噴火湾の穏やかな海でしたので、日本海の外海の荒々しさはインパクトがありました。
私のオススメの道のひとつです。
コメント
1月にご縁あって私も江差を訪れました。
ニシン漁と江差追分の歴史かと思いきや、檜生産でも栄えたそうですね。
町の財産である、いにしえ街道には古い生活雑貨などが並び、昭和前期にタイムスリップしたような気分になったのを覚えています。
たしかにお勧め道ですね。
木下さま
結構、遠征していますね。日々発見ですね。引き続きよろしくお願いします。