「なんちゃってリレバン」、「なんちゃってSDGs」、さらにはコロナ禍で地域金融機関に流行るもの「なんちゃって伴走支援」。
その実態は「自己本位のプロダクアウト」。顧客の経営改善支援、事業再生支援なんて聞いたことがありません。
顧客は借り手の弱い立場から表面的には文句を言わないし、ワタシのような批判の声にもどこ吹く風、というよりは最近は都合が悪いのか逃げる。
先日も某地で財務局の肝いりで議論をする場があったのですが、その「なんちゃって」ぶりに対し、議論をしたい金融機関だけが欠席。
声をかけた人(問題意識、危機感があるであろう)は出席したかったのかもしれませんが、組織風土の圧力に負けたのだろうと推察しています。
非難はしません、でも残念です。
明治維新は藩という組織の圧から飛び出した脱藩者たちのパッションが起点になったことは言うまでもありません。
コメント
団塊の世代がいよいよ後期高齢者入りします。他産業からの移転と、女性労働力と外国人労働者も限界です。いよいよ労働力不足が急襲します。コロナ後のどこかで閾値を超えると、良くも悪くも環境適応能力のある日本人は行動が急変するのではないかと私は思っています。そして、顧客獲得にも労働力確保にも、なんちゃってさんの生きる道は閉ざされるとしか言いようがありませんですね(私見です)。