企業のガバナンス改革の一環で相談役制度の見直しの議論が出ています。
もと経営者である相談役の中には素晴らしい知見を持つ人もおられ、画一的に語ることには違和感を持ちます。
そもそも相談役は、取締役が業務を遂行する上で相談するために存在しています。
ところが地域銀行の中には、かつてオーナーでもないのに「取締役相談役」という役職の人がいました。(他業態にもあったかもしれませんが)
取締役相談役は、自分で自分に相談するという一人二役の器用な方とお見受けしました。
一人芝居のイッセー尾形さんじゃあるまいし、どのようにやっていたのでしょうか。
一度ご高説をうかがいたいものです。