本日は経済産業省で、ローカルベンチマークをどのようにして普及するかという委員会でした。
福岡県の久留米絣のグッズを扱う事業者さんと、太宰府の参道の梅が枝餅の販売と飲食を営んでいる事業者さんが、ローカルベンチマークを活用して、経営課題を解決し、業績面でも成果を上げた事例が発表されました。
久しぶりにこの会合に出たのですが、このようなローカルベンチマークの活用事例が増えてきているのには心強く思いました。
ただ、活用に熱心な金融機関はまだまだ限定されており(商工中金の議論での Lazy Bank が多いことと重なります) 、金融機関サイドが積極的に組織的継続的対応をするという図式は見えてきません。
事業者自身が覚醒し、ローカルベンチマークで自己診断し、そこであぶり出された課題解決に向けて、金融機関や士業に積極的に働きかけていただきたいものです。
メディア (とくに地方紙) には、好事例をどんどん報道してもらいたいと思いました。