一年以上、鉄道旅行(飛行機にも乗っていません)を控えています。
車窓を楽しむという贅沢な時間を過ごすことはできません。
ワクチンの二度目の接種も終わったことから、完全装備で少し遠出を試みますか。
さて、
数日前に、夜行寝台特急「あさかぜ」で九州に移動していた頃の夢を見ました。
朝日の中、「あさかぜ」は徳山、防府、小郡(新山口)と周防国を走っていました。
旧国鉄の車両に乗らねばと手荷物をまとめたところで目が覚めました。
小野田線は山陽本線の小野田駅と宇部線の居能駅を結び、かつては石灰石や石炭の輸送で賑わいました。
20年前、小野田線は全国の鉄道ファンの注目を集めていました。
小野田線の雀田駅から長門本山駅までの盲腸のような支線(2.3キロ)には、戦前生まれの旧国鉄42型電車の最後の生き残りが2003年まで運行されていたのです。
早速、ハカセに小野田線の42型電車の写真を送ってもらいました。
2001年7月21日の作品です。
「車内の木製ニス塗り、におってきそうですね。」、ハカセのコメント付きです。
★周防長門の石炭、石灰石の話はこちらも。
★身延線で活躍していた42型電車はこちらに。
コメント
懐かしい写真を有難うございます。
雀田線の終点には、本山炭鉱という炭鉱があり、採鉱の技術者であった父の勤務の関係から、2歳まで住んでいました。遠浅の綺麗な海岸と岬には観音様があったように思います。本山岬の西側は、今では埋め立てられ西部石油(株)があります。