信用補完制度の改革とLazy Bank

3/16の日本経済新聞 北関東版 (宇都宮支局) の「信用保証協会の現状と信用保証制度の新展開」に関する記事は時宜を得たものでした。

4月から改正信用保証制度がスタート、中小企業金融が新たなステージに入ります。

こういう重要な局面で、メディアの発信が乏しいことに不満を持っていた中、この記事で救われた感があります。

この話は全国版で発信すべきものではないかと、あるメディア関係者 (日経ではない) に問いかけたところ、

「商工中金もそうでしたが、信用保証協会は経済産業省 (中小企業庁) の番記者のテリトリーです。経済産業省番は金融素人が多いですからねぇ。」

経産省番記者と金融庁番記者の縄張り云々は知ったことではありませんが、こういう話は全国ネットで配信すべきではないでしょうか。

さて、信用保証協会の改革とその背景は、改正信用保証制度の取りまとめをされた村本孜先生 (成城大学名誉教授) の論文「信用補完制度の改革とLazy Bank」に簡潔明快に書かれています。

この論文は月刊「商工金融」2月号の巻頭言であり、昨日、村本先生から頂戴し、早速、読んだところです。

地域金融関係者 (とくにレイジーバンクやレイジー信用保証協会) には、しっかりと熟読いただきたいと思います。

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