コロナ禍のいま地域金融機関が求められているのは「顧客の経営改善支援/事業変革の支援」なのですが、現場におけるこのような支援活動とそのための人材のレベルアップがカギになることは言うまでもありません。
まさに現場のトップ、すなわち支店長の力量/リレバン力なのですが、26日の旅芸人ブログで書いた通り、経営としてはリレバン力のある支店長をどれだけ揃えることができるかにかかっています。
データがあるわけではないのですが、「経営改善/事業変革の支援とそのための人材育成」(A)と「収益」(B)は強い相関関係があると考えます。
Aの裏付けのあるBと、Aの欠如したBがありますが、後者は正しい儲け方とは言えません。
リレバンは儲からないと臆面もなくいう人は多いのですが、前者のように真の意味でリレバンを行なっている営業現場は間違いなく収益を上げています。
前者のような営業現場が増えてきて組織的になり、それが継続すれば収益は自ずとついてきます。(リレバンは儲からないという人には、「属人的イベント的なリレバンもどきの金融機関が多いということで、リレバン自体が儲からないということではない。金融機関の問題でしょう。」と反駁しています。)
リレバンは顧客本位で顧客との共通価値の創造を目指す、正しい儲け方です。
コメント
木瀬さんの、この会社が「世の中からなくなったらお客さま、地域社会は困るだろうか」という自らへの問いかけは本当に凄い。
自分自身に問いかけてみると、どれだけの組合員さん(お客さん)が困ると言ってくれるか?
恐ろしくなる。