贅沢な通勤路

2014年の大河ドラマの主人公が、黒田官兵衛孝高(如水)に決まりました。

誘致?運動を一所懸命に行っていた大分県中津市や兵庫県姫路市の関係者の皆様はさぞや喜んでおられることでしょう。とくに姫路は国宝姫路城の大改修が完了する時期と重なり、多くの観光客の来訪が予想されます。

黒田官兵衛孝高が描かれている小説と言えば、なんといっても「播磨灘物語」(司馬遼太郎)です。

「播磨灘物語」は、私が大学4年生から駆け出し社会人のころまで、読売新聞に連載されていたので、非常に身近に感じます。

さて、

私は通勤の際に、JR恵比寿駅と地下鉄広尾駅のどちらかを利用しています。(とはいっても、地方にいるのが多いので、東京での通勤日数は限られていますが、、、、)

どちらにするかは、その日の気分次第、天候次第なのですが、広尾ルートの場合には、大きなお寺の境内を通り抜けていきます。

「祥雲寺」です。臨済宗大徳寺派。

祥雲寺は福岡藩主黒田家の江戸における菩提寺なのです。

この寺の敷地には、孝高の息子で、福岡藩の初代藩主である、黒田長政の立派な墓があります。

広尾の商店街の突き当り、近くには女子大などがあり、閑静な一角なのですが、この界隈を歩きながら、だんだん仕事モードに切り替えていくのは、大変贅沢なことだと思っています

写真は黒田官兵衛孝高の居城、大分県の中津城です。(再建ですが)

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