擬似札幌市民は最高

  本日から三日間、札幌です。

   私は東京の公立高校の出身ですが、高校の時の北海道への憧れはものすごいものがありました。在北海道の某大学に受験の願書も出しました。結局、東京の大学におさまりましたが、縁があれば、大学生活は北海道になったかもしれないのです。

   実際、たとえば、北海道大学における、道外、とくに首都圏出身者の比率はとても高いようですね。

  さて、

 30代のころから、年間5-6回のペースで北海道に来ていますが、毎回、この地でパワーをもらっているように思います。

   実を言いますと、7年前に人生面で覚悟を決めねばならないような大きな病気をしました。幸い事なきを得たのですが、その年の夏は札幌に長期滞在して、リハビリをしました。

   擬似札幌市民になって、クソ暑い東京から離れて日常生活をしてみるという贅沢な試みをしたのです。

   その時は20数年来の友人である札幌在住のYさんにホテルの長期契約のアレンジをしていただくなど、大変お世話になりました。

   観光客ではなく地元の方が行く店で食事をして、とにかく朝から晩まで、街中をウオーキングしていました。

   残念ながら当初の予定期間を短縮せざることとなったものの、擬似札幌市民としてのリハビリは効果抜群。完璧にリセットして、完全復活を果たすことができました。

   勤続年数の長いサラリーマンの長期リフレッシュ休暇の効用、また欧米人が夏のバケーションを必要していることが良く理解できました。両方とも、それまでの私にはまったく縁のない世界でしたから。

   そのような観点からも私にとって札幌は思い出深い町なのです。


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コメント

  1. 克己 より:

    あのときは心配しました!

    長期リフレッシュ休暇、大事ですよね!

    せめて、紅葉狩りに出かけるくらいの余裕が欲しいものです!

    本日は札幌ですか、私も帯広から札幌に向かっているところです!

    どこかでバッタリ、かもしれませんね!

  2. 芸のない旅芸人 より:

    克己さま

    こんばんは。北海道は思いのほか寒くなくて、びっくりです。落葉の北海道庁赤煉瓦を見てきましたが、風情があって良いですね。いよいよ冬支度。

    お風邪を召しませんうように。