冬至です。
明日から日が長くなっていくと思うと、何かウキウキしてきます。 冬至に向かって、日が短くなっていくときの、もの哀しさとはうってかわります。
30年余り前にロンドンに住んでいたときは、この感覚がなおさら強かったですね。
ロンドンは樺太中部の緯度と同じですので、東京と比べると夏至と冬至の日照時間の差が非常に大きくなります。
当時、私は債券ディーラーの仕事をしていたので、冬至の時期は、真っ暗な時間 (7時半ごろですが) から働き始め、長時間のランチ (飲酒は当たり前。午後3時ごろまでのときもありました) が終わることには、陽が落ちんとしていました。
まさに冬至の時期は、「暗闇仕留め人」(昔、そんなTV番組がありましたが) ならぬ「暗闇勤め人」でした。
クリスマス時期になるとロンドンの住宅地の家は、それぞれ工夫を凝らしたクリスマス・デコレーションで、道行く人や車を楽しませてくれます。
当時は日本ではそのような光景にお目にかかることはめったになかったので、とても新鮮だったことを覚えています。
今夕の、銀座、有楽町、丸の内界隈は多くの人で賑わっていました。 丸の内中通りから東京駅にかけてのライトアップは壮観ですよ。