厳寒の冬景色と紅葉狩りを同日体験

  今朝、鳥取県の東の端にある氷ノ山(ひょうのせん)の中腹、海抜1000メートル以上の位置に建てられた若桜町関連の宿泊施設「氷太(ひょうた)くん」で目覚めました。

  あたり一面の雪景色。北海道のような寒さです。とても大阪方面から3時間弱の移動距離の場所とは思えません。氷ノ山は「私をスキーに連れてって」の映画が流行っていた頃は、関西圏からのスキー客で大賑わいだったようです。

  氷太くんは、スポーツや音楽関係の学生合宿のメッカですが、さすがに12月ともなると他に宿泊客はいませんでした。

  氷太くんから1000メートルの距離を40分のドライブ(地元の方の運転はお見事)で郡家駅(こおげ)まで一気に下りましたが、その間の気候の変化には驚かされました。

  郡家からは大阪、京都まで特急列車「スーパーはくと(白兎)」が一日数本走っています。途中に「宮本武蔵」という名前の駅もあるのですよ。

  スーパーはくとの車内放送の音楽「いなばの白うさぎ」を聞きながら、京都まで来ました。

  京都の紅葉は、今週末がラストチャンス。

  実を言いますと、毎年、12月第一週の週末は京都に紅葉狩りに来ています。

  かつては、師走の声を聞くと京都の観光客数は減少するという感じがあったのですが、今日の人混みを見る限り、先週の勤労感謝の日の激混み状態を引き摺っています。

疲れました。

  とはいえ、真冬の雪景色と紅葉を、わずか半日の間で体験できるというのは贅沢三昧。

  つくづく感じます、日本は良い国です。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする