仕事始め

 1月4日が連休の谷間だったせいか、今日が今年の初の営業日のようでした。

 東京丸の内、大手町界隈は、新年の挨拶回りらしき黒塗りの車で、あふれておりました。

 お年賀のタオルや菓子折りを持って歩いている人もたくさん見かけました。

 ビジネス街の老舗和菓子屋さんには、いつになく人の行列ができており、「予約の方、云々」などの張り紙もありました。

 このような雰囲気も悪くありませんね。 「区切り」とか「けじめ」というのは、必要不可欠だと思いますから。

 さて、

 日本における「仕事始め」と比べると、海外の正月明けは、あっさりしたものです。

 1月2日から平常通り。 挨拶回りをした記憶もありません。

 いまでも忘れることができないのは、1980年代の前半のある年、1月2日にスウエーデン政府(だったと思いますが)が、当時としては史上最大ともいえる大型外債を発行するという事態が発生し、正月ムード(日本人だけかもしれませんが)に冷や水をかけられました。

 「正月早々、何なんだあ

 東京の本店は正月休みで、「御屠蘇気分だろうな」、などと思いながら、午前様になるまで働いたことを思い出します。

 ”風情がないなあ”と思いましたが、まあ「郷に入れば郷に従え」ということですね。


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