大阪駅の懐かしの駅弁である「御堂筋弁当」を求めて、鹿児島から東京への帰路、大阪で途中下車しました。
というのは、半分冗談ですが。
大阪でストップオーバーした本当の目的は、NHK大阪ホールで行われた「第17回 菜の花忌」。
司馬遼太郎さんが大好きだったといわれる菜の花が敷き詰められた舞台の上で、司馬夫人である福田みどりさんのお話、司馬遼太郎賞の贈賞式、そしてシンポジウム、つまりパネル形式でのトークが繰り広げられるという流れです。
菜の花忌は司馬さんの亡くなった2月に大阪と東京(日比谷公会堂)とで交互に開催されており、私もここ数年、欠かさず行っています。
毎年、満員ですが、観客の年齢層が高く、私などはここでは若輩者です。
今年のシンポジウムは「竜馬がゆく・出版50周年」がテーマ。 パネリストの人たち(とくに内田樹さんがインパクトあり)のトークが型にはまっておらず、ありきたりのシンポジウムではない、ぶっ飛んだところが非常に良かったと思います。 モデレーター(NHKのアナウンサーでしたが)は苦労しただろうな。
この内容は4月にNHKのEテレビで放映される予定ですので、ご興味のある方は是非。