日本経済新聞の「私の履歴書」の主人公が本日から替わり、気づきました。
もう、2月なんですね。
あっという間の睦月でした。
1月は東北、北陸、畿内、山陰、九州、沖縄と、かなりの移動距離でした。 クロマグロのように休む暇もなく、動き続けていたような気がします。
動くと、いろいろな人との出会いがあるし、地元ならではの面白い話が聞けるし、新しい発見があります。
各地でいろいろな方々とお目にかかるときには、一期一会の気持ちを忘れずに、真剣に話を聞こうと心がけています。質問攻めで御迷惑をおかけしているかもしれません。
とくに、美味い食べ物の話は絶対に聞き洩らさないように耳をダンボにしています。
一昨日の青森では、地元の事業者の幹部の皆様から、「嶽きみ」(だけきみ)の話をうかがいました。 「嶽きみ」というのは、糖度の高い、生で食べることのできるトウモロコシです。
最近はテレビの旅番組などでも放映されますが、津軽の名峰「岩木山」の麓で収穫されるのだそうです。
「嶽」というのは岩木山のこと。「きみ」は「きび」と同じ語源なのでしょうね。
夕食でご一緒した地元の面々が口をそろえて、「あのような美味いものはない!」
青森には毎月、仕事に行くのですが、秋が待ち遠しい。。。
コメント
あれは、嶽きみ、ってものですか。
トウモロコシは採れたてじゃないと美味くないですから、やはり現地でないとホンモノは味わえないのでしょうなあ。次はいつ行けるかなあ…
ARCadiaさん
嶽きみの産地と板柳は近いですぞ。
Wikipediaでは「とうもろこし」を「きみ」というのは青森県、岩手県、「きび」は鳥取県となっていますが、倉吉の我が家では「きみ」といっていました。元々「きび」は別の穀物ですしね。生で食べると生くさいし固い気がしますが「嶽きみ」はどうですかね。昔我が家の畑で作っていたものは身が固い(完熟?別種?)分とても甘かったですが生で食べた記憶はありません。それに、秋というより夏お盆の頃に食べていたような気がします。
kochan1026さま
島根県東部ではトウモロコシのことを「とうぎん」といっていたと、父が昨日、言っておりました。
倉吉では青森のように「きみ」と言っていたんですね。
青森の人たちによれば、「嶽きみ」は生食だそうです。1坪地主になって、農家の方に育ててもらって、収穫したものを送ってもらうのがベストだとのことでした。