追体験型観光

昨晩、青森で宿泊したホテルは、設備も素晴らしく、朝食も充実しています。

バイキング形式の朝食ですが、各人がオリジナルの海鮮丼を作れるなど、昨今の人気パターンを取り入れています。

このホテル、実は昨年末の旅情タップリの人気2時間ドラマの舞台となりました。

「そういえば、このロビーに主人公もいたんだなあ」などと思います。

追体験型の観光は根強い人気があります。 テレビドラマや映画で舞台になったホテルに宿泊したいという人は多いですね。

何年か前にロンドンにいった時には、映画「ノッティングヒルの恋人」でジュリア・ロバーツが宿泊していたホテルに泊り、劇中、彼女がヒュー・グランドのインタビューを受けた部屋を見に行きましたし、その映画でもフロント係を演じていた現役フロントマンから撮影の裏話を聞いたりしました。

こういう観光はとても楽しいものです。

ただ、ドラマや映画の舞台になったホテルでも、そこが殺人事件の現場だったりすると、追体験はご遠慮申し上げたいですね。

先日、お目にかかったある有名観光地の観光協会のドンは言っていました。

「旅情ドラマの引き合いは多いのだが、◯◯殺人事件みたいな内容のものは一切、お断りだ」

ごもっともです!


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