「えいご」は難しい

  来る6月の株主総会の段階で、鹿児島での仕事は通算9年になります。

  非常勤ではありますが、長年に渡り、仲間として受け入れていただいていることに感謝しています。

  私は鹿児島には地縁血縁、ともにありませんし、仕事を受けさせていただくときには、かなり緊張しました、いまだから言えますが。

  とくに言葉が難しいという印象があったので、「社内会議では字幕スーパーが必要なのでは」と真剣に思いました。もちろん、そんなことはないのですが。

  かつて、NHK大河ドラマ「翔ぶがごとく」(主人公は薩摩の西郷隆盛と大久保利通)では、画面に実際に字幕スーパーがでましたので、それが頭にあったのかもしれません。

  そのような昔話で、鹿児島の仕事仲間の人たちと爆笑したのですが、そこで興味深い話をうかがいました。

  鹿児島県の言葉でも地域によってかなり異なり、たとえば、鹿児島市内の人にとって、奄美大島などの島言葉は非常に難易度が高いのだそうです。

  島の言葉が違うというのは想像がつくのですが、薩摩半島の中でも方言が強くて、鹿児島市内の人だと苦労する地域があるそうです。

  頴娃(えい)という地域です。お茶で有名です。

  頴娃は特攻基地のあった知覧と合併して、いまは南九州市という立派な名前になっています。

  「えいごは難しい」と鹿児島で言うときは、頴娃語を指すのだそうで、、、、


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コメント

  1. ARCadia より:

    アハハ おもろい…

    頴娃駅は難読駅の常連ですね。久しぶりに思い出しました。

    どうでもいいけど、むかばき、はきあい、かわずる、なんて好みの(名前がヨ)駅があったけど、あの線は惜しくも廃線になってしまったなあ。(景色もよかったのに・・・)

  2. 芸のない旅芸人 より:

    ARCadiaさん

    頴娃駅のある、指宿枕崎線の山川以西は、超ローカル線ですが、健在ですわ。景色も良いしね。