やませ

3ヶ月ぶりに青森に来ました。

蒸し暑い九州、そして東京と比べると天国です。これが、新幹線で新青森駅のプラットホームに降り立ったときの第一印象でした。

夕食で立ち寄ったお店の女将さんから、「今日は”やませ”だね」。

この北東からの風、”やませ”こそが、東北の冷害の元凶であります。「涼しくて天国だ」などと無責任な発言したことを反省しました。

“やませ”の影響を受ける太平洋側は、農作物の生産が不安定となり、地域経済は非常に厳しいものとなったのです。

2年前に下北半島を北上し、むつ市を訪問しましたが、現地を見て、地場の人々のお話をうかがい、この地での農業生産の難しさを痛感しました。

明治初期、この地に転封された会津藩士たちの苦労は、筆舌に尽くし難かったであろうと、下北半島の山並みを見ながら思いました。

NHK大河ドラマの舞台は、ほどなく会津より斗南(となみ=むつ市)へと移ります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする