ウインブルドン・テニス・マッチの季節になりました。
この時期、ロンドンはいつにも増して、活気があります。
私が、現地で働いていたころは、男子ではボルグとマッケンロー、女性はナブラチロアの全盛期でした。 英国国営放送のテレビでは、毎日、「今日のウインブルドン」というコーナーがあり、欠かさずそれを視聴していました。
日本人は予選から勝ち上がってくる選手が一人いるかいないかという状態で、今年の錦織選手のようにシード選手がいるなどということは夢でした。今はたくさんの日本人選手が参戦していて応援しがいがありますね。
シーズン中、ウインブルドンでは毎日、前日の試合までの結果と、当日の試合組み合わせを印刷したプログラムが用意されていましたが、その手際良さにビックリしました。
日本では当たり前だと思われるかもしれませんが、当時のイギリスでの生活常識からすれば、前日夜までの結果を反映したものが、翌朝にきちんと準備されているというのは、考えられませんでしたので、さすがウインブルドンは特別だな!などと妙に納得していました。
緑の芝生のコートを思い出します。