鹿児島で仕事をしているって、ホント？

　鹿児島県の日置市吉利にある、小松帯刀（たてわき）のお墓を参ってきました。

　小松帯刀は幕末の薩摩藩の家老で、西郷・大久保と並ぶ明治維新の立役者です。　ちなみに、薩長同盟が締結されたのは小松帯刀の京屋敷。　

　NHK大河ドラマ「篤姫」では準主役として登場し、瑛太さんが演じました。

　静かな田園の中の丘の上に小松家代々のお墓がありました。

　小松帯刀は明治になって早々に、30代半ばで病のために世を去りますが、「早世しなければ、その後の歴史も変わっていたのではないか」と同行のY氏が言いました。

　確かに、潤滑油となっていたであろう小松帯刀が存命であったならば、西郷・大久保の対決の図は違ったものとなっていたかもしれません。

　ここ日置市から、南に隣接する南さつま市にかけては、島津家関係の歴史的な史跡がそろっています。

　伊集院駅前（日置市）には、島津義弘の騎馬銅像。　

　同じく伊集院には島津義弘ゆかりの徳重神社。

　小松帯刀の墓所から南下すれば、現・島津本家が鹿児島に進出する前の根拠地であった「伊作城」（いざく）。

　そして、さらに南に下れば、加世田（南さつま市）の竹田神社があります。島津家中興の祖で、島津義弘の祖父である島津忠良のゆかりの地です。

　驚くことに、これらのスポットを本日午後にすべて回りました。

　このようなことを書くと、鹿児島では仕事をしていないのではないかと、疑われそうですが、きちんと仕事もしていますよ！