フットボール

 梅雨の中休みにしては、長い中休みです。

 というよりは梅雨入りした途端に中休みというのは変ですねえ。

 さて、

 昨晩のサッカーは、多くの皆さんと同様、テレビにへばりついて応援していました。ゴール前のプレイが次々と展開し、非常にエキサイティングでした。

 思い起こせば、高校生のころに、メキシコ・オリンピックがあり、サッカーで銅メダルを取った時は、大騒ぎでした。

 その後、サッカー人気は下火になりました。(私にはそのように思えました)

 理由はいろいろあるのでしょうが、私のような「ど素人」から見ると、当時の日本のサッカーはシュートの本数が極めて少なく、ゴール前でのシーンがめったにないため、単調という印象でした。もちろん、詳しい方からすれば、パスワークなど見どころがたくさんあるのでしょうが、「ど素人」にはそれがなかなか理解できなかったのです。

 私にとってサッカーのイメージがまったく変わったのは、1979年にイギリスに転勤したときでした。

 毎週末はフットボール(イギリスではサッカーとは言わない)のプレミアリーグの試合が必ずTV放映され、TVニュースの最後のスポーツコーナーでは1部リーグどころか3部リーグクラスまで、試合結果と各リーグでの順位が放送されるのです。

 当時もマンチェスターユナイテッドはとても強かったですね。それに比べ、我が家の近くに本拠を構えているチーム「クリスタルパレス」は、3部リーグあたりをうろうろしていましたが、ご近所のよしみで毎週結果をチェックしていました。

 他にテレビ番組もないため、週末になるとおのずとフットボール中継を見るのですが、「ど素人」的には面白くてたまらない。なにせ、シュートを打つシーンが頻繁に出てくるのですから。

 サッカーに詳しい方からは、怒られるかもしれませんが、この程度のレベルなのです、私は。

 イギリスのフットボール熱は大変なものなのですが、当時の日本で大人気だった野球のイギリスでの存在感はゼロに等しかったですね。

 5年あまりの期間で一度だけ、英国国営放送BBCで、週末に野球の試合が放映されました。(野球によく似たクリケットの試合は、しばしばテレビで流れていました、、、クリケットのルールはいつまでたっても理解できませんでしたが。)

 ゲームの放映にあたって、まずは野球のルール説明が、テレビ番組の中で、かなりの時間をかけてなされていたのには笑ってしまいました。


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