団子鼻は誇り

 新幹線0系の写真です。

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 しかし、この場所は日本ではありません。

 イギリスの中部、ヨーク市の鉄道博物館です。

 2年半ほど前の写真ですが、写真を整理していたら、出てきましたので、掲載します。

 説明書きには、「1960年代に何が起こったのか?」という表題で、日本の新幹線が東京・大阪間を3時間余りで走ったことが書かれていました。

 当時、イギリスの看板列車である「フライング・スコッツマン」(ロンドン・キングス・クロスからエジンバラ・ウエバリーまで)は、東京・大阪とほぼ同一距離(ロンドンからスコットランドとイングランドの境界点あたり)を5時間半の時間を要したと付言してありました。

 いまやイギリスのみならず、ヨーロッパ各国には高速鉄道網が整備され、それが全世界に広がりつつあります。

 その功績を正当に讃え、0系を保存してくれているのは、さすが、イギリス。 どこかの国のようにパクリ新幹線を、「自国オリジナルだ!」などと、恥知らずな主張をしたりはいたしません。

 団子鼻の0系がピカピカに磨かれていて、とても嬉しかったことを思い出します。


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