究極のリレバン

嬉しい便りが届きました。

ある地方銀行で長年にわたって真のリレバン活動をコツコツと実践していたXさんからです。

7年ほど前に、Xさんが現場の支店長だったときに招かれて、お客様向けにリレバンの話をしたのですが、懇親会の席でお客様とX支店長との強い信頼関係を見て、感動したことを思い出します。

Xさんは30年余り勤めた地方銀行を辞めて、地元企業の社長としてヘッドハントされました。オーナーさんからの熱いラブコールで決断したのです。

そして社長に就任するや「第2創業期」と位置付けた経営改革をスタート。

「働き方改革」を断行し、就業環境を大きく改善するとともに人材増強、トップセールスやでSNSを活用した情報発信強化などで販路拡大に務め、同企業をV字回復へと導いています。

「地銀支店長が後継者不在の取引先企業に経営人材として入社し、経営改革・経営改善を図りつつ、同一地域・県内などの企業に対しも企業経営や改革の在り方、モデルケースを提示して刺激を与える。これこそが『究極のリレバン』ではないかと自負しています。」

とのこと。

そうだ、そうだ、とうなずきながらメールを読み返しました。

Xさんのような地銀マンの集団となれば、昨今レイジーバンクと揶揄される地方銀行 (Xさんの銀行がレイジーバンクだというわけではありませんが) は汚名を返上することができるでしょう。

Xさんの【究極のリレバン】のさらなる進化に注目していきたいと思います。

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