豊後竹田 但馬屋さん

美味しい和菓子をいただきました。

実を言うと週3回のペースのリハビリは最近かなりハードなプログラムになっています。

脳細胞が破壊されて運動神経への指令が滞り機能不全となっているところに、脳の代替細胞に運動機能を覚えさせようとしているのですが、脳が非常に疲れます。グッタリするのです。

脳の疲れには和菓子が一番です。

いただいたのは豊後竹田にある但馬屋さんの「元祖 三笠野」(三日月の方)と「荒城の月」(白い丸)。

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但馬屋さんは豊後竹田・岡藩の御用達で、大分県下で一番古い和菓子舗とのこと。

「三笠野」は岡藩主(中川家)が参勤交代のお土産として使った品だそうです。

岡城は滝廉太郎が荒城の月を作曲したと言われるところで、石垣の上からの眺望は雄大です。

中川家は中川秀成のときに播州三木から豊後竹田に転封されてきたのですが、秀成の父である中川清秀は摂津茨木城主でした。賤ヶ岳の戦いで羽柴秀吉に与し、清秀は柴田勝家軍の先鋒 佐久間盛政との戦いで討死します。

記憶が間違ってなければ、中川清秀は瀬兵衛、弟は淵兵衛だったと思います。

瀬と淵、面白いですね。

ちなみに瀬兵衛・淵兵衛兄弟の従兄弟は高山右近です。

といったことを連想しながらお菓子をいただきました。

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コメント

  1. 長川 康一 より:

    昨年、初めて岡城にいってきました。

    今まで見てきた石組の城と違い、岩山を削って作り上げた凄い城郭で、中には部下侍の家もあったようで将に要塞といった感じでした。

    そんなお城も時代の流れには勝てないことを滝廉太郎の詩はよく語っています。

    また石垣に塀がなく花見の時に大変なことにならないのかなといらぬお節介を感じた次第です。

    リハビリどうぞ頑張ってください。

  2. 旅芸人 より:

    長川さま

    コメントをいただきありがとうございました。

    また岡城に行けるようリハビリに励みます。