改めて日本取締役協会のホームページで「指名委員会等設置会社」のリストをチェックしてみました。
本年5月現在で、指名委員会等設置会社は上場企業72社 (うち東証1部は60社) なのですが、そのうち地域金融機関は地方銀行2行のみです。
さっそく、2つの銀行のトップ交代に関する発表の内容などを、客観的に分かる範囲で調べてみたのですが、ワタシには指名委員会等設置会社ならではのプロセスが踏まれたようには読み取れません。
内容が内容だけに非公表なのかもしれませんが、陳腐と言われている監査役等設置会社 (ワタシはそういう銀行の社外役員です) との違いを示していただきたいものです。
ただ、ガバナンスで先進的と思われる両地銀のPBRの推移を見ると、他の地方銀行と同様、芳しい水準ではなく、株式市場からこの点をとくに評価されているように思えません。
ワタシは監査等委員会設置会社である、某銀行の指名報酬委員会 (任意機関) のメンバーでもあるのですが、トップを選ぶ役割なので非常に神経を使う仕事です。
指名委員会等設置会社である先進的な地方銀行のやり方には非常に興味があり、ご教示いただきたいと思っているのですが、、、
果たして。
コメント
「指名委員会等設置会社」のリスト、なんてのがあるなんてチイとも知らなかったので見てみました。
ゆうちょ銀なんてのも入ってますね。そういえば一時話題にもなったような。
ま、金融業界には興味はありませんが、なかなか面白い顔ぶれです。これから増えていくのですかね。
でも実際には「後をやれ」なんてのが多いのでしょうね。
で、アッシのとこは…リストにありませんね、アハハ。