GABV

昨日、第一勧業信用組合の新田理事長と久し振りにお目にかかりました。

同信用組合は、GABV(Global alliance for banking on values : 持続可能な経済・社会・環境の発展に対して融資をするという使命を有する銀行及び協同組織金融機関で構成される団体)に、日本の金融機関として初めて加入する方向で話が進んでいるとのこと。

一部の専門紙でしか報道されていないため、話がそこまで進んでいるとは知りませんでした。

GABVの中核メンバーは、オランダのトリオドス銀行 (1980年設立) です。

ホームページを見ると、この銀行は融資業務の土台に SDGs の確固たる思想があり、融資先を預金者に開示し、「自分のお金がどのように使われたか」を預金者に知らせています。

実は環境省主催の ESG 金融懇談会において、SDGs の議論を進めていく中で、この銀行の活動には注目していたのですが、新田さんから、GABV の理念と第一勧業信用組合の経営理念 (すなわち協同組織金融機関の経営理念そのもの) とは合致するところが多いとうかがい、自分の認識不足を猛省しました。

さて、

本日は ESG 金融懇談会の最終回になります。(ESG 金融懇談会については本日の日経朝刊、金融経済欄にも書かれています)

いよいよ提言のまとめに入るのですが、「SDGs/ESG は (協同組織金融機関をはじめとする) 地域金融機関のリレバンそのものである」というポイントをしっかりと主張したいと思います。


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