二本柱をつなぐもの

今週22日は金融庁の政策評価会議です。

公開で行われます。

この3年間の金融行政方針の2本柱は「地域金融」と「資産運用」ですが、これらを有機的につなぐのは SDGs だと思っています。

SDGs の概念はリレバンにもスチュアートシップコードにも内包されており、何も新しいことではありません。

地域金融機関が顧客本位の持続的なリレバンに取り組むことは SDGs の考え方に合致しており、そういう姿勢の金融機関を株式市場でアセットマネジャーたちが SDGs の視点で評価すれば、380万社の中小小規模企業 (非上場) に SDGs が浸透することとなります。

残念ながら、平成29年金融行政方針に SDGs のことが記載されているのを金融機関は知りません。

冒頭の「金融庁の改革」という項に書かれているので、「関係ないだろう」と読み飛ばしているように思われます。

30年度版の金融行政方針には金融仲介、資金運用のど真ん中に書き込んでもらいたいものです。

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