🚩環境からシフトするSDGs〜あのGoogleも

8月9日の日経一面記事「ESG債、中小や貧困層支援 『環境以外』が急拡大 発行額6割増 」に注目しました。

~新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、ESG(環境・社会・企業統治)債券の発行が増えている。今年の発行額は7日時点で2210億ドル(約23兆円)と前年同期に比べ64%増えた。これまでESG債では環境用途が大半だったが、コロナで打撃を受けた企業や貧困層の支援など社会課題の解決を目的にした発行が増えている。(本文より)

この記事の中に米グーグルの親会社アルファベットが57.5億ドルのサステナビリティ債を発行したことが書かれていますが、調達資金の一部をコロナ禍からの回復を目指す中小企業支援にあてるとのことです

グーグルといえば、7月1日に「小さなビジネス」を支援するとの新聞広告(全面広告です)を出しています。驚きました。この広告に気づきましたか?

「SDGsは金融包摂」

コロナ禍においても、組織的継続的リレバンはそっちのけで、環境私募債などのプロダクトの取り扱いだけで、SDGsの旗印を高々と掲げている地域金融機関は、このことを改めて肝に命じてもらいたいものです。

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