🚩期待通りにはいかず?

まずは2019年4月1日のブログをご覧ください。

本日、近畿大阪銀行と関西アーバン銀行の合併により、関西みらい銀行がスタートしました。「顧客の成功、地域の活性化に全力を尽くし、なくてはならな...

近畿大阪銀行と関西アーバン銀行の合併で関西みらい銀行が発足した際の、トップのコメントを見ての感想でした。

関西地区で組織的継続的なリレバンに取り組んでいる地域銀行はほとんど存在しない(なんちゃってリレバンだらけ)というのがワタシの認識ですが、この時のトップのコメントには「リレバンで他と差別化するぞ」との意気込みが感じられました。それでちょっと期待していたんですがねぇ、、、

9日の関西みらい銀行のりそな銀行による完全子会社化のニュースは、トラバンビジネスモデルのままで合併しても行き詰まることを改めて知らしめたように思います。残念ながら、、、

「関西みらいの2020年3月期決算は連結純利益が前の期比94%減の39億円。収益環境は統合時から悪化しており、経営陣の危機感も強まっていた。とりわけ業務の効率性を示す経費率は約80%で、全国にある地方銀行64行の平均(68%)を大きく上回る。りそなの完全子会社になることで間接部門を中心にスリム化し、経費の抑制で収益力を底上げしたい考えだ。」(9日の日経電子版)

トラバンはもはや銀行のコスト体系でできるビジネスモデルではありません。

トラバンで規模を追求するよりはリレバンビジネスモデルに転換する方がはるかに生き残りの可能性があると思うのですが、いかがでしょう。

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