日曜日は乗り鉄紀行。今日は佐賀線です。
長崎本線の佐賀駅と鹿児島本線の瀬高駅(福岡県)を結ぶ、24キロの国鉄の路線です。柳川と大川という2つの福岡県の市を通っていました。
1987年春に廃止となりましたが、筑後川にかかる昇開橋は国指定の重要文化財として今も残っています。
佐賀線の列車に乗ったのは一度だけですが、その時に初めて憧れの地・柳川に足を踏み入れました。1975年春のことです。
阿蘇を朝一番で出発し、熊本から長崎入りする途中、柳川へ立ち寄って戦国武将・立花宗茂の足跡をたどることにしたのです。
あえて本数の多い大牟田からの西鉄電車ではなく、瀬高まで行って未走破の佐賀線に乗り継ぎました。
柳川は立花家の城下町です。乗降客の多い西鉄電車の方は西鉄柳川駅で、国鉄佐賀線の方は筑後柳河駅。
柳川の町を歩きまわり、筑後柳河駅に停車中の佐賀線唯一の急行列車「ちくご」に何とか滑り込みました。
急行「ちくご」の運転区間は熊本~長崎。
16時過ぎに筑後柳河駅を出発、佐賀駅で博多方面からの急行「いなさ」に併結されて、19時頃に夕暮れの長崎に到着しました。
その後、柳川には何度も訪れていますが、西鉄電車「福岡天神」からの特急電車が定番。
単線で非電化区間をトロトロ走っていた佐賀線のディーゼルカーが懐かしく思い出されます。
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ハカセの写真は、9600型SLが牽引する佐賀線の貨物列車。佐賀駅でのショットです。(1973年2月20日)
2枚目以降はワタシが撮りました。。2011年の正月に柳川藩主立花邸「御花」で立花家の特別展示があり、それを目当てに訪れた時のものです。雑誌で見たことのある立花宗茂の肖像画もありました。
★★★立花宗茂についてはこちらも。