本日の日経朝刊、商工中金の関根社長のインタビュー記事からです。
~資金繰り支援が最優先ではあるが、コロナをきっかけに起きた生活様式や働き方、産業構造の変化への対応を促していくことも非常に重要だ。(中略)個別の業界や企業によって事情は大きく異なり、一律のやり方では対応できない。各支店に再生や事業転換を扱う専門人材を配置しているが、全職員にこの機能を担うよう促している。(同記事から抜粋)
中小企業の再生支援、事業転換のサポートがこれからの中小企業金融・地域金融の本丸ですが、ノーリスクの制度融資の流し込みには熱心でも、本業支援となると「なんちゃって」の地域金融機関が多い中で、商工中金の“全職員運動”というスタンスは際立っています。
従来にも増して中小企業にとって頼りになる存在となり、地域銀行等にとっても力強いパートナーとなるものと思います。
手前味噌ですがあえて書かせてもらいます。