🚩地域に対するコミットメントコスト

日銀当座預金の特別付利のアナウンスを受け、OHRの引き下げ、さらにいえばコスト削減のところに注目が集まっています。

沖縄の地銀二行のような非競争分野を共通化する包括業務提携は今後加速すべきと考えますが、地域金融機関のコスト削減についての留意点として、「地域支援経費」の概念を忘れてはなりません。

そのことは週刊金融財政事情の新年号でも発信しました。

はっきり書きました。 このブログで発信したものをまとめました。
本日、手元に届いた週刊金融財政事情(2021年1月4日・11日、新年特大号)は、地域金融変革運動体がジャックしています。 ...

地域支援経費は、地域に対するコミットメントコストの範疇に入るものと考えます。

このコミットメントコストは、18年前の金融庁におけるリレバンのあり方検討会議では議論の一つの焦点になりました。

2019年9月1日と2日の上下に分けて地域金融機関の地域に対するコミットメントコストについてのポイントを記載しています。

金融庁が 8月28日に「金融行政方針」 (「利用者を中心とした新時代の金融サービス~金融行政のこれまでの実践と今後の方針~(令和元事務年度)...
昨日の「プログレスレポートを読んで (上)」 に続く、後半です。あるメディアが全国の地域銀行に対するアンケートの中で、今後目指すビジネスモデ...

頂戴した多くのコメントも含め、読み返してみると、「OHRを引き下げれば上乗せ金利」といった単純な話ではないことをご理解いただけると思います。

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