高齢者のワクチン予約が今週本格化したのですが、電話回線はパンクし、ネット対応ができない高齢者は困惑するという事態を招いています。
市町村の役所にWeb予約サポートセンターを設置しているケースは少なからずあるのですが、福岡県久留米市の取り組みは
「高齢者とWebは相性が悪いとの常識を覆す、高齢者を遠くからDXで助ける新しい絆づくり」
と先進的です。
大久保勉市長の昨日のFBからの抜粋です。
~市役所にWeb予約サポートセンターの設置することは当たり前ですが、津福さんのような息子の親孝行、市の職員等の東京など遠くの同級生への声かけと同級生の久留米市在住の両親への親孝行、安武町の緒方さんを始め校区コミュニティセンターで高齢者Web予約サポート、久留米市議会議員の皆さんのWeb予約サポートなど数々の発明が久留米市には生まれています。その一部が今日のKBCテレビで紹介されました。明日から福岡県では緊急事態宣言が発令されますが、その様な状況でもDX時代の新しい絆が生まれようとしていると思います。「近くにいなくてもできますからね‼️」これが最高の発明、新しい絆です。」
大久保さんはワタシの東京銀行時代の同僚で、参議院議員時代には財務副大臣の任にもあったのですが、
大久保さんより連絡がありました。
「このような活動はリレーションシップバンキングと親和性があります。日々、高齢者を訪問している地域金融機関の職員がWeb予約を手伝うのもあるんじゃないですか。」
思わず膝を打ちました。さすがです。
預かり資産業務のお願い営業に内心忸怩たる思いの銀行員や信用金庫・信用組合の職員さん、あなたたちの出番です。
地域金融機関の役員や本部はこの活動を組織的に。
やるのは今です。