北国銀行の先進的取り組みによって、地域金融・中小企業金融の新しい姿が見えてきそうな石川県ですが、ワタシが学生の頃、石川県の小松から尾小屋鉱山まで、16.8キロの尾小屋鉄道がありました。
小松市のホームページにこの鉄道のことが詳しく書かれています。
https://www.city.komatsu.lg.jp/material/files/group/35/ogoyatetsudou2.pdf
1977年3月に廃止、その直前にハカセとARCさんと3人で北陸ツアーをしているのですが、スルーしてしています。越前カニに目が眩んでしまいました。
1960年代後半から1970年代前半は、テレビドラマで地方のローカル鉄道やSLが登場することが多く、とくに尾小屋鉄道でのアクションシーンはよく覚えています。
ザ・ガードマンかな?と思っていたのですが、調べてみるとキーハンターの方でした。
http://repobitanw.web.fc2.com/page434.html
さらに、
尾小屋鉄道の懐かしい風景は「男はつらいよ」でも見ることができます。
第9作の冒頭、寅さんが夢から醒めるシーンが尾小屋鉄道の金平駅です。「かねひら」の看板が読めます。
一両の気動車ですが、ワンマンカーではなく車掌さんもいます。
駅員さんが寅さんの乗った列車を直立不動で見送り、手動で信号を切り替えて駅舎に入るところで「柴又慕情」のタイトルがでます。
このシーンは数えられないほど見ています。
「柴又慕情」では、京福電鉄の東古市駅も登場します。
このシーンも忘れられないですね。
最後にハカセの写真館。
尾小屋鉄道です。
上は新小松駅、下は尾小屋駅。いずれも1976年4月。
コメント
そう、あの頃は鉄より蟹でした。
コースで1800円だったか。
軽便鉄道はよく模型の題材にされるので、尾小屋鉄道の名も鉄道模型誌で知りました。
2枚目の写真など、まるで上質のジオラマのよう。
風情ある駅舎、形のよい樹木、頼りなさげな線路、地面の質感、古びた車庫etc.
模型人の想像力をかき立てるシーンです。
カニ鍋。
小浜で食べましたなぁ。
列車に間に合うか、焦って駅までダッシュ。
食べたばかりのカニが胃の中で踊っておりました。
何しろカニは時間かかるから。
終盤は、こりゃヤバいと中腰でかき込んでたなあ。
あの日は小浜の明通寺に行ったが雪が深かった。
前日は若狭高浜の国民宿舎に宿泊したような。
そう国宝の明通寺。
雪深く足跡一つなくて、寺人も何しに来たの?って感じでした。(ホントはよく来たな、だったのかも)