🚩間違っていなかった〜ミスターリレバンからの便り

旅芸人ブログで何度も登場した、ある地方銀行のミスターリレバンXさんが、このたび某支店勤務の任期満了となりました。

某地方銀行で10年以上、本部でリレバンの旗を振っていたXさんが、このたび現場に出ることになったとの連絡をくれました。プロダクトアウトのトラバ...
4月10日のブログ「ミスターリレバン、現場に出る」に登場するXさんに連絡して、10年ぶりの支店の第一線での感想を聞いてみました。「地域密着の...
2019年5月6日「ミスターリレバン、現場に出る(後編)」に登場した古くからの友人が、コロナ禍の中での奮闘ぶりを知らせてくれました。 ...

地域密着型金融の実践に愚直に取組んだことにより、収益状況は非常に良く、在任期間全てにおいて業績表彰を受賞だったとのこと。

「矛盾するようですが、業績表彰を意識しないことが、業績表彰の受賞に繋がってきたように思います。銀行商品を意識せず、お客さまの本業支援を第一に考える。→本業支援に取組めばお客さまの方から自然と取引拡大を申し出て下さりました。」(Xさんのメールより)

リレバンによる正しい収益のあげ方です。

Xさんのマネージメント・スタイルは、

「無駄な定例会議はしない、個人別目標は重視せず、大局的な視座を重視する。色々カイゼンすべき点はあるにしても、結論としては地域密着型金融を愚直に実践する他に何か特別な仕掛けはない。管理職層は地域密着型金融は労働集約型の人を活かす戦略であることを肝に銘じ、部下行員の“地域に貢献したい”という地銀マン・ウーマンの本来的な矜持や欲求に火をつけることを考えればよい。」(Xさんのメールより)

Xさんとは、彼が本部の時代に組織的継続的リレバンの定着に向けて議論を続けてきました。そして現場でそれを実行してくれました。

我々の考えていたことが間違っていなかったと、とても嬉しく思いました。

これをいかに全店運動にするか、まだまだ課題は残っています。

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