畏友Xさんは高校時代に読んだ城山三郎の「雄気堂々」に感銘して、進学先と就職先を決めたのだそうです。
ドラッカーが「断絶の時代」で、岩崎弥太郎が巨大な高収益のビジネスを残したのに対し、渋沢栄一のモニュメントだと称賛した大学に進学し、渋沢栄一の創設した日本最古の銀行に就職したというXさんの社会人としての生きざまは見事です。
大河ドラマ「青天を衝け」も残り少なくなりました。
さて、今日の乗り鉄紀行は飛鳥山。
東北、上信越、北陸方面からの新幹線で上野が近づいてくると右手に飛鳥山公園が見えます。
飛鳥山公園の敷地には、かつて渋沢栄一翁の邸宅「曖依村荘」があり、その跡地に設立された渋沢資料館があります。
蕾の固い北の国をあとにして東京を目前に、満開の飛鳥山の桜で気分が高揚した体験を持つ方は多いのではないでしょうか。
運が良いときは飛鳥山とともに都電荒川線を見ることができますね。
ハカセの写真館は飛鳥山付近を走る都電荒川線と、本郷通り東大付近を走るかつての都電19系統(通三丁目~王子)・飛鳥山行です。