今年のジンテック・セミナー「両利きの地域金融」で、
組織的継続的なリレバンを定着させるには、業績評価見直しというような見える世界、すなわち左脳のところではなく、右脳の世界に踏み込んで組織文化まで踏み込まねばならないことを学びました。
そういう観点から、玉島信用金庫(岡山県)の大原美術館での新入職員・内定式は興味深いものがあります。
~「先が見通せない時代に論理性ではビジョンがつくれない。アートで感性を磨いてほしい」たましんの宅和博彦理事長は展示室での内定式であいさつした。自己紹介や内定証書交付の後は美術館職員が絵の見方を解説しながら館内を案内。「この絵は何時ごろのどんな場面を描いている?」といった問いに内定者が意見を出し合った。職員の課題発掘力の向上を目指すたましんと地元企業とのつながりを強めたい大原美術館の意向が一致し、今回の式に至った。(「大原美術館のアートに囲まれ内定式、地元の玉島信用金庫」、2021/12/17、日経中国版)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC15C310V11C21A2000000/