🚩ネット上の行動

~政治と同様、金融でも短期的な市場の方向性を把握するためには、経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)と同じくらいネット上での行動パターンを研究する必要がある。これが投資家にとっての真の教訓だろう。

ジリアン・テットさん(Financial Times米国版エディター・アット・ラージ)の論考「市場を騒がす『宝くじ株』 」(本日の日経に掲載)

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20211229&ng=DGKKZO78846310Y1A221C2TCR000

の最後のパートです。

テットさんの論考は直接金融の話ですが、間接金融においても利用者のネット上での行動はますます存在感を増していきます。

地域金融、とくに個人金融の変化は加速し、その形態が様変わりすることは言うまでもありません。

そういう前提に立つと、地域金融機関の既存の中期経営計画にしても、経営統合を目指している地域金融機関の再編プロセスにしても、根本的に見直す必要があります。

「あなたは、トラバンでプロダクトアウトのままじゃ、いくら合併しても徒労だ、という意見だが、トラバンでプロダクトアウトの地域金融機関が生き残...
地域金融機関の世界では経営統合や合併に向けての基本合意が締結されると会議体が設置されます。 今までの例を見る限り、会...

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