昨年の旅芸人ブログを一本一本振り返ってみますと、手前味噌ながら自分なりに手応えを感じたものが数本あります。
その中の一つが10月6日の「現場はホームドクターたれ」です。
板橋区立企業活性化センターの中嶋さんの話をうかがって、ホームドクターこそが地域金融機関や信用保証協会の現場のあるべき姿と確信しました。
ホームドクターは患者から逃げてはいけませんし、患者がホームドクターに隠し事をしていてはホームドクターの的確な治療を受けることはできません。
両者の信頼関係が前提になります。
今年こそ全国各地の地域金融機関や信用保証協会において、ホームドクターの仕組みを確立してほしいと思うのですが、肝腎の顧客との信頼関係となると、コロナ禍で深まっているケースと、弱体化しているケースとに大きく分かれています。
忌々しいことに、地域金融機関の場合には後者が多数派です。始末に負えません。
信用保証協会も二極化していますが、徐々に前者が増えてきそうな気配があり、スピードアップを期待したいところです。