🚩競合同士でも事業再生人は連携する

昨日、某地方での地域金融機関における研究会を傍聴しました。

当該地区における協同組織金融機関より、経営改善/事業再生の仕事をしている人たちが集まっていたのですが、金融機関によってその取り組みに濃淡があるのは予想通り。

不動産関連に注力していて経営改善には熱心とは思えないトラバン金融機関らしきところがあったのも想定内でした、苦笑。

一番印象的だったのは、同一地区の現場でシノギを削っていながら、事業再生の担当者同士では毎月のように集まって夜中まで飲み歩いて意見交換しているという話。(コロナ禍ではそれもままならず残念とのこと)

米国と違って三ちゃん企業であっても複数の金融機関となっている日本では、一行だけが経営改善支援/事業再生支援に立ち上がっても前に進めません。

事業者の経営支援には金融機関同士、さらには信用保証協会との連携が不可欠です。

上記の意見交換飲み会に信用保証協会(昨今、経営支援に注力)や商工中金(全員で経営支援という「ZK計画」を推進中)の職員が入っていないのは残念。

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コメント

  1. 長川康一 より:

    事業者の存続を顧みることなくシノギを削る金融業界に未来は見えない。
    過去の価値観からなる既得権は風前の灯、それにいつまですがり続けますか。
    若い職員が気づきいているのに尚すがり続けているのはどんな人なのか?