🚩傍流が銀行の本業に

〜「融資で稼げないからコンサルなどの手数料収入に頼るわけではなく、金利か手数料か、また別の収益かは顧客に合わせて変えていい」、そのためには行員の意識改革が必要だと、20年に代表執行役常務に就任して以降、すでに布石を打ってきた。営業現場に呼びかけたのは「ワントゥーワン作戦」。数ある担当企業のうち1社だけでも徹底した当事者意識で課題を探り、顧客との信頼関係を築く手法だ。22年4月まで各支店の評価からあえて収益の項目を外して顧客理解度の項目を入れていたのも、こうした意識付けを徹底するためだ。

共感しました。

福井銀行の長谷川新頭取のインタビュー記事のなかにあるフレーズです。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC245MO0U2A620C2000000/

〜顧客の理解を重んじるのは、長谷川頭取自身が法人顧客の事業再生のために2度の出向を経験しているから。「新型コロナウイルス禍もあり、県内企業は個社ごとに状況が全く異なる。経営者と一緒に課題を見つけ、経営計画を練る必要が増してきた。傍流を歩んできたつもりだったが、これこそ銀行の本業になった」(同記事より)

の箇所を読み、納得しました。

まさに我が意を得たりです。

福井福邦の今後の展開に期待します。

資本に懸念を抱えた地域二番手銀行をトップバンクが資本支援するという図式は、地域金融エコシステムの視点から非常に意味があります。地域二番手銀...
日経フィナンシャル「菅再編第1号は? 金融庁が狙う2ブランド構想」(福井県の地銀再編の話です)を読んでの、率直な感想です。 文中にあ...
2013/2

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする