🛤鉄博(3)

車窓とかすかに聞こえるレール音を副菜に据えた食堂車は、タイヤの会社の星つきレストラン(あまり行ったことありませんが)に負けません。

学生時代は予算的に敷居が高く、座席で駅弁か、駅の立ち食いそば。

たまに食堂車に近寄っても、隣のビュッフェカーでカレーを食べる程度。

食堂車に座って食事をゆったりと楽しむというのは、親と一緒の時だけでした。

社会人になってから、やっと自分の財布で寝台特急ブルートレインの食堂車を利用できるようになりました。

北斗星やカシオペア、そして東海道新幹線の2階建車両(100系)にある食堂車にもしばしば行きました。

海外にいたときは、ロンドン~エジンバラの「フライイング・スコッツマン」、パリ~リヨンでは「ル・ミストラル」、フランス→スイスは「オリエント急行」、さらにはマドリッド~パリの「タルゴ」でも。いずれも座席でテーブルセッティングされ、食事を楽しむことができました。

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金曜日に訪れた鉄道博物館の中にある日本食堂のレストランは、食堂車の内部を再現したイメージです。

メニューのなかから選んだのは、かつて食堂車でよく食べたデミグラーソースのハンバーグ。

ごちそうさまでした。

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