山形県で15年前から行われている「産学金連携コーディネーター」プログラムが大分県でも始まりました。
「おおいた産学金連携コーディネーター」です。
第1陣の認定メンバーは豊和銀の7人と大分県信用保証協会の3人。
豊和銀行の権藤淳頭取と山形大学の小野浩幸教授とのつながりから実現したと本日の日経電子版は報じています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC178QD0X10C22A6000000/
〜同行がプロジェクトを始めたきっかけは、権藤淳頭取が小野氏に共鳴したこと。小野氏は「地域の未来を担う企業と運命共同体になれるのは地域金融機関しかない」と考えている。第2回は今秋開かれる方向で、同行は県保証協会と一緒に他の県内金融機関へ参加を働きかけることにしている。(記事より)
小野浩幸さんの地道な産学金活動は、「地域金融の松下村塾」として、橋本卓典さんの「捨てられる銀行4」の第3章に詳しく書かれています。
小野さんは橋本卓典さんの「金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実」にも第4章「米沢の気質(大学教授の挑戦)」の項から登場します。
両方を読むことで「産学金連携コーディネーター」の始まった経緯、その全容などを理解することができます。
是非ともご一読を。
小野さんとは2010年秋に東北経済産業局主催の研究会があり、そこでご一緒し、アカデミズムの世界にこのような方がいるのかと感銘したのが始まりです。
コメント
ありがとうございます。小野さんは山形の中核的存在ですよね。金融機関の垣根を越えられる人材は貴重です。
そしてネットワークを創造する力があります。地域、社会、組織を変えるには、こうしたキーパーソンが必要です。