🚩「金融教育」以前に、金融機関上層部の「人間教育」

2週間ほど前、旅芸人ブログでは金融リテラシーの全国ランキングについて書きました。

四半世紀あまりにわたり、地域金融機関の経営コンサルや社外役員等の仕事をしているなかで、47都道府県に本店を構える地域金融機関(地銀、協同組...

事業経営者も含む地域住民の「金融教育」、金融リテラシー向上が喫緊の課題といわれますが、

それ以前に地域金融・中小企業金融のサービスを提供する側、その中でも上層部の「人間教育」が先ではないか。

今朝のブログ「性懲りもない人たち」を書いていて思ったことです。

コモディティ化が加速する住宅ローンに執着。 外貨建て保険がダメなら仕組債の販売。 コロナ関連融資が打ち止め...

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コメント

  1. ランスロ より:

    同意です。

    しかし、長い間同じ行動様式に染まって、それに歪んだプライドまで固着してしまっているので、どうしようもない感じがします。視点を変えて振り返れば、豊かな世界が広がっていると思うのですが、何故薄汚れた古い世界に留まりたがるのか分かりません(恐らく当の本人達は、自分達が実際には下駄を履かされてきた、という自覚があるからだと思いますが)。

    「過ちを改めざる、これを過ちと呼ぶ」でやって欲しいですが(本来、成熟した大人の魅力と言うのは、そういうものだったはず)、このままでは新人研修でよくある「これからは社会人としての自覚を持って」という件が、ドンドン白々しく響くようになるのではと危惧するばかりです。

  2. 長川康一 より:

    20年以上前、日本人のファンド運用者が書いた本に書かれたことです。
    日本と欧州(米は入らない)の投資の考え方が違うと。欧州は引き継いだ資産を減らさないことを目的に運用する。しかし日本人の投資は「儲ける」ことに主眼があると。
    ここに日本人が投資で失敗する本質がある様に思いました。貧乏人根性が過ぎるのです。
    この日本人の投資感覚は今も変わっていないはずです。
    金融機関に勤める人間の多くもそうではないでしょうか。
    こうした日本において、貯蓄から投資への国家戦略には本当に疑問を持ちます。